【でも、百はある】/ローリス・マラグッツィ
子どもには 百とおりある。 子どもには 百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方 百いつでも百の 聞き方 驚き方、愛し方 歌ったり、理解するのに 百の喜び 発見するのに 百の世界 発明するのに 百の世界 夢見るのに 百の世界がある。 子どのには百のことばがある (それからもっともっともっと) けれど九十九は奪われる。 学校や文化が 頭とからだをバラバラにする。 そして子どもにいう 手を使わずに考えなさい 頭を使わずにやりなさい 話さずに聞きなさい ふざけずに理解しなさい 愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ。 そして子どもにいう 目の前にある世界を発見しなさい そして百のうち 九十九を奪ってしまう。 そして子どもにいう 遊びと仕事 現実と空想 科学と想像 空と大地 道理と夢は 一緒にはならない ものだと。 つまり 百なんかないという。 子どもはいう でも、百はある。 「驚くべき学びの世界」は、北イタリアの小都市レッジョ・エミリアの幼児教育が開拓した 「学びのワンダーグラウンド」 この教育は、第二次大戦中のレジスタンス運動によって誕生し ローリス・マラグラッツィという類いまれな教育者の指導によって開花した アートを中核として子供の学び発達する権利を実現する画期的な教育です 今、その創造性溢れる教育実践記録が展示されているのが ワタリウム美術館 土曜日の朝イチから椰子をパパに預けて駆けつけました! 14時半に椰子を引き取る約束だったので、たっぷり3時間観たのですが 4F、3F、2Fの展示中、最初の4F分しか観れなかった(笑)という内容の濃さ 最低でもあと2回は通います! <モノとの対話> 「黒は全ての色からできている」 <場所との対話> 場所との対話、、、つまり <探検> なのですが 探検中、野原を駆け回っている時に 蔓が足に絡み付いて転んでしまったことがきっかけで 弦の原理を発見(笑)した子供達は これで弦楽器を作ってみようということに、、、 出来上がった作品 ↑ これを造る過程がまた面白い、、、 子供達が大好きな円柱ホールを走り回り 円柱に洋服を着せてみる そしてママンはついにこれだ!とピピピーーーン!!ときてしまった 私の今後の人生は「子供とアートを結びつける何かをやっていこう!」と!!! (私の半分忘れかけたイタリア語をやっと活かせる場を見つけた! 行きます、レッジョ・エミリアに!) アトリエリスタという「子供に芸術体験を指導する専門家」なる仕事があるらしいのですが (一応、養成コースに通おうと思います) そんな名前にはこだわらず、人間アートの苺谷パパとも色々絡めて 沢山の楽しいコンタクトを子供達を中心に計っていきたいと思います ってか、大人がどんなに頑張っても 子供アーティスト以上にはなれないけどね(笑) 京子さん、ありがとう!!!! 今後もアーティスト京子としてご指導下さいませ キラキラしてきたー☆ さ、行こうか
by mamanboise
| 2011-06-26 15:13
| Arts
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