先日行われたアトリエニスタ養成講座では
作曲家でありピアニストである野村誠さんを講師に迎え 音の出る様々な道具(モノ、楽器、声 etc )を使って 10人ほどの子どもたちがフリーセッションするのを 観察、記録しました 最初は一つ一つの(例えば箱と箱がぶつかる音とか)が 何の音に聞こえるか?(布団を叩く音に聞こえるとか、足音に聞こえるとか etc )を 追求していきましたが そうして音を出し合っているうちに 音がだんだん重なり、混ざり合い、フリーセッションになっていくという 実に単純、シンプルな形式でした 一言で申し上げると 家で子どもたちが集まった時に、かなりの確率で自然発生する あのうるさい(いや、素晴らしい?! 笑)演奏会です ただし、子どもたち側から、今回のワークショップと家でやるのと違うことといえば 野村さんという音楽の専門家がその場にいたこと (すごく緻密なモナリザの模倣作品を見るのではなく 本物のモナリザを見た、というような意味合いではとても重要だったと思う) それから子どもたちはその時初めて出会った仲間であり 家でやるようにすでに知っているメンバー、すでに知っている場所ではなかったこと であります やーちゃんもパパと一緒に参加してもらい ママンはやーちゃんに気づかれないようにそっと彼女を観察していましたが (私がいないときの彼女の様子を見られる、初めてのチャンス!) やはり彼女はまだまだ2歳児のひよっこ、、、 他を意識するするほど自我が芽生えているのでもないのか (それとも芯からネアカなのか?!) 最初から最後までのノリノリで踊り、演奏し、叫び、走り すごく楽しそうでした! アトリエニスタ側から野村さんの話でグッときたことは 初めて人やモノに出会った時に、わざわざアイス・ブレク(緊張をほぐす行為)をする必要はなく 緊張しているならしたままでその場にいればいいし いなくてもいいし むしろ、緊張状態に長くあって徐々に溶け出す方が感覚としては面白いし 美しいし、貴重な体験になると思う、とおっしゃっていたこと 子どもが新しい場所や人に早く馴れる為に 親というのは、あの手この手で子どもにアイス・ブレイクの手段を提案するけど そんな必要なんてないのかもしれない そのままその子が自力でアイス・ブレイクできるまで そっと見守ってあげればいいんですよね 今回のフリーセッション・ワークショップは 「目的のないことを目的とした」「答えのない旅」だったと野村さんが最後におっしゃっていて まさにママン自身が毎日をそのように送っているので心から共感できました が、「答えのない旅」をするのに「フリーセッションする」という方法は あまりにも当たり前過ぎたと言うか、、、 芸がなかったというか、、、 もう少し野村さんにしかできないスペシャリティが欲しかったですかね〜 (子どもからも3000円徴収しているわけですから、、、) 「私はプログラムをキチンと立てて、答えを導き出す系のワークショップもできるのですが そのようなワークショップをした時より、今回は苦しいし辛かったけど、 みなさんと一緒に抜け出した楽しみが何より良かった」 産みの苦しみ ってヤツですかね さ、行こうか
by mamanboise
| 2011-08-30 00:06
| Arts
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